1992年生まれ。山梨県山中湖村在住。
平日昼間は会社員を、アフター5にて日本刀の研師の仕事をしています。

師の秋田勇喜は非常に正確な下地研磨を得意とする研師として、今や知る人ぞ知るところだと思いますが、私も先生の下地仕事に憧れて秋田派に弟子入りした一人です。

師の秋田が祖師佐々木光誉の元を巣立つまでに内弟子で15年の歳月を要したことからも分かるように、私が巣立つまでにも高いハードルがいくつも有りますが、一歩ずつ、研磨を楽しみながら進めていこうと思います。

刀剣に関する経歴

2022年12月

日本刀の大身槍を購入した縁から恩師に刀剣界に誘われる

2023年4月

日本美術刀剣保存協会山梨県支部に入会

2024年9月

刀剣研師秋田勇喜門に通いの外弟子として入門

12月

日本技術士会山梨県支部にて講演「日本刀研磨技術(成形研磨技法)の継承と進化」会誌PDF

日本技術士会山梨県支部12月定例会 山梨県立図書館にて

2025年4月

日本美術刀剣保存協会山梨県支部にて監事を拝命

5月

砥石の精密スライス装置(板厚偏差±0.01mm)を開発

6月

Youtube チャンネル「The Great Process」にて一部出演。英語版字幕制作にて協力

字幕言語をEnglish(US)に設定したときに表示される字幕を制作。専門用語の正確な翻訳に多数好評を頂く

7月

刀の曲がり・ねじれをトルク管理して精密に矯正するデジタル矯め木を開発

9月

Webサイト開設。刀職を対象に刃艶・地艶の精密スライスを受託開始

所属等

日本美術刀剣保存協会 会員
日本美術刀剣保存協会山梨県支部 監事

研師系譜図

・・・ ┬ 本阿弥琳雅 ┬ 本阿弥光遜 ┬ 永山光幹(人間国宝) ┬*1 佐々木光誉 ┬ 秋田誉久 ┬ 中村羊佑(修行中)

注釈
* 雅号にて表記
* 師弟関係の技術的な系譜図であり血縁を示すものではありません。
* ┬は弟子が複数人いることの分岐を表しています。特に永山先生は研修所を開いていたので弟子が非常に多いです。
*1 永山美術刀剣研磨研修所卒

その他の経歴

2014年9月

道内大学ロボットトライアスロン 技術賞

札幌市青少年科学館 2階特別展示室 SICEWEEK2014にて

2015年9月

道内大学ロボットトライアスロン 技術賞(2回目)

2016年3月

卒業論文「加算濃淡画像に基づく見やすい火花の発生に関する研究」*1

4月

FA機器メーカに就職
現在に至る

注釈
*1 鋼材火花試験の画像処理に関する研究
* FAとはFactory Automationの略で、工場における生産工程の自動化システムや技術の総称です。

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